失敗しない資金計画2

注文住宅の購入は、自分達の希望の積み重ねなので最初の1つ2つの希望による予算オーバーは微々たる金額で大きな問題となる事はありませんが、長い打ち合わせの中でいつの間にか大きな予算オーバーとなり過剰な借り入れをしてしまうケースが多々あります。失敗しない資金計画は、注文住宅の購入から返済完了までの子供の教育費用や老後の蓄えなど必要となる資金の流れをしっかりと把握し、自分達の年間所得と照らし合せ返済能力を明確にする必要があります。自分達が、注文住宅購入後どれだけ多くの資金を必要としているかと返済能力をしっかり理解していれば、生活を圧迫する無理な返済計画を立てるリスクが少なくなります。返済の無理は、支払い開始当初は比較的問題は少ないのですが、年を重ねるごとに次第に5000円や10,000円の違いが大きくなって行く事があります。実際に住宅金融公庫の時代には6年目と11年目に返済金額が増額されるゆとり返済が膨大な数の返済不履行の原因となった事があり、その為住宅金融支援機構では借入期間通して同一金利が導入され返済金額の変動を回避しています。

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