失敗しない資金計画1

注文住宅を新築しようとする場合に、住宅ローンでその費用を借り入れるというのは一般的なことであるといえます。その場合、将来にわたる資金計画をしっかりと立てておかないと、あとで返済に苦しんでしまうことにもなりかねませんので、要注意といえます。注文住宅の資金計画とはいっても、単に自己資金と借入金のバランスをみるだけでは十分であるとはいえません。住宅ローンというのは、最低でも25年といった長期にわたっての借入、返済が必要となりますので、その間のライフサイクルの変化についても考慮しなければならないものです。たとえば、子供ができて育児のための費用が必要になるとか、大学に進学するための教育費、仕送りなどの費用がかかるとか、両親を介護するための費用がかかるといった具合です。もちろん、勤続年数が経過して給料が増えたり、定年退職にあたって退職金がもらえるといった、プラスの面についても加えた上で、返済のめやすをつけるわけです。

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